Ninjaで日本一周 EP90 生きるという旅は続く
てらしーです。
頭の中には思いがたくさんあって、でもいざ書こうと思おうとグチャグチャになってまとまりませんでした。¥
書くのに時間がかかってしまいましたが、ようやく続きです。と言ってもやはり上手くまとまってませんが…
突然の悲しい出来事。当時はかなり心のダメージがあったけど、今はまた違う感じ方をしています。
114日目。
頭がずっとボーッとしている。現実を受け入れているつもりだけど、現実味がない。
無気力なまま1日がスタート。
と言っても何もする気が起きない。心配してくれたオリオンさんが声をかけてくれた。迷惑はかけたくないけど、大人しく甘えることにする。
走る気力もないし、何よりもバイクに乗るのが怖い。
30分ほど走るのが限界だった。広い公園があったので立ち寄る。
ベンチに座ってぼーっとしていた。夏休みだから公園には家族連れや子供達で賑わっていた。
どうしてもこの時の心理状態を上手く言語化できない。虚無感、と言うか、頭を使っているのに何も考えられないと言うか。
思うことは色々とあった。
彼に会いたい人は大勢いたと思う。それなのにたった2回たまたま会った自分が最後に立ち会うことになるなんて。何故自分だったの?とか。
何よりも「死」に対する考え方が一変した。
今までは、
人間は死ぬ。それが遅いか早いかだけ。
だとか、
自殺という選択肢もある。生きるも死ぬも自分次第。
なんて考えていたりした。でもこうして「死」と向き合った時、そんな考えはなくなった。恐ろしいことだし、とても悲しいことだ。自殺なんて馬鹿げてる。
現金だけど素直にそう思った。というのが当時の心境。
今はまた少し考え方が変わっていると思う。
死にも意味はある。というより、一人一人の人生にちゃんと意味がある、と言った方が適切かもしれない。
生きている間にはいろんな人と出会う。人生の中で一度だけ、わずかな時間しか関わらない人とも大勢出会うと思う。
でもそのわずかな時間でも、お互いの人生は確かに交わった。それだけでも生きている意味はあるはずだ。人は自分が出会った世界全てから何かをえるはずだから。
言いたいことが上手くまとまりません(苦笑)
ともあれ、彼には最後の最後で大切なことを教えてもらった。心がすごく痛いけど、こんなに痛いんだって、知ることができた。
この痛みが、いつか僕の役に立つ時が来るのだろう。
夕方になってやっと少しは動く気になってきた。
彼も面白いことが好きだから、いつまでも塞ぎ込んでいることは望まないだろう。
オリオンさんの元に向かった。
彼はオリオンさんと会う約束をしていたらしかった。オリオンさんにこれまでのことを話した。
「悲しいね…」
そんな言葉しか出てこなかった。
・・・
あれからもう半年以上経ったわけですが、やはり到底忘れられることではありません。今でもこのことを話すことがあると、ついつい涙が出てきてしまいます。
でもちゃんと前を見て進んでいる…つもり。
僕にできるのは「自分の人生を生きる」ということだけだから。
少しは心を痛めている人に寄り添えるような人間になれたかな。
なんてね!!
しんみりした話はここまで!!
生きてる限り、精一杯生き抜くしかない!!
ということで、もう1ヶ月分もないこのブログ。あともう少し続きます!!
っと、最後に。
「当たり前」というのは突然「当たり前ではなくなる」のです。「当たり前」に思うことは奇跡の上に成り立っていると思います。
だから、大切な人や友達にも、言いたいことはできるだけ伝えたほうが良いと思います。
どうしったって人生には後悔することがあると思います。
でも1個でも後悔を減らすことはできるはず。
好きな人には「好きだ」って、いつも声にして伝えておきましょう。
115日目に続く→